【宝塚記念2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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春のG1戦線ラストを飾る「宝塚記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ローシャムパーク(牡5、田中博康厩舎)

6/19(水)美浦・W(重)6F80.7-5F65.3-4F51.4―3F37.3―1F11.5(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬リチャを先行させ、道中は序盤から良いペースで追走。4コーナーではクビを振って行きたがるところを見せましたが、一旦抑えて直線は再度加速してラスト1F11秒5をマークして併入しました。1週前は戸崎圭太騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F78.1-1F11.3の好時計をマークして併入。ラスト2Fは11.9-11.3と11秒台を持続しており、自己ベストも大幅に更新と時計は優秀です。クビの使い方やハミ受けには課題が残りますが、時計や手応え・伸びを見ると状態はさらに上向いている印象を受けます。

ベラジオオペラ(牡4、上村洋行厩舎)

6/19(水)栗東・坂路(やや重)4F54.3-3F39.0-2F25.1―1F12.5(馬なり)

上村調教師自らが手綱を握り栗東の坂路で単走。ゆったりと入って馬なりでスムーズに加速していき、ラスト1Fは12秒5をマークしてゴールしました。1週前にしっかりやっているので最終追いは馬なりメインの調整程度。その1週前はCWコースで2頭併せを行い、7F98.4-1F10.8の好時計をマークして2馬身差で先着しました。道中のラップはややチグハグなところがありますが、しまいは10秒8の猛時計をマークしており、ラスト1Fの時計は過去最速です。先週の時点であらかた態勢は整っており、仕上がりは万全と見て良いでしょう。

ルージュエヴァイユ(牝5、黒岩陽一厩舎)

6/19(水)美浦・坂路(重)4F54.2-3F39.5-2F25.4―1F12.5(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ポリクシニーズを追走し、しまいの反応を確かめる程度に追われてラスト1Fは12秒5の脚で内から相手を交わして1馬身先着しました。1週前は美浦のWコースで3頭併せを行い、6F79.8-1F10.8の好時計をマークして2頭に先着。道中のラップはキレイで全体も自己ベストに迫る好時計、しまいも10秒8の切れ味で併せ馬を圧倒と、時計・動きともに申し分ない内容の追い切りを消化しました。前走も状態面は良好でしたが、今回も引き続き高いレベルで好状態をキープ出来ていると見て良さそうです。