【弥生賞ディープインパクト記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
皐月賞への最重要ステップレース「弥生賞ディープインパクト記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
トップナイフ(牡3、昆貢厩舎)
3/1(水)栗東・CW(良)6F84.7-5F69.7-4F54.6-3F38.8-1F12.1(馬なり)
栗東CWコースで単走。やりすぎない程度の軽めの調整で、しまいだけ促されてラスト1F12秒1をマークしてゴール。全体時計は平凡ですが、1週前には自己ベストと同等の時計をマークしているので問題ないでしょう。その1週前は横山典弘騎手を背に栗東CWコースで2頭併せを行い、7F98.3-1F11.4の好時計をマーク。併せた古馬1勝の僚馬サードフォースに半馬身先着しました。先週しっかりと長めに追われたことでスイッチが入ったのか、最終も軽めながら抜群の行きっぷりを見せました。追い切りでは毎回よく動いてくれる馬ですが、この内容なら引き続き高いパフォーマンスを発揮してくれる状態にありそうです。
ワンダイレクト(牡3、藤岡健一厩舎)
3/1(水)栗東・CW(良)5F65.4-4F50.0-3F35.5-1F11.2(馬なり)
C.ルメール騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬ノルカソルカを2馬身追走し、直線は一杯に追われた外の僚馬に楽な手応えのまま取り付き、ラスト1F11秒2の鋭い末脚で伸びて併入しました。1週前には重くなったWコースで併せ馬を行い、一杯に追われて6F82.4-1F11.5をマークし、併せ馬2頭に先着。前走以上の時計はしっかりマークしており、最終追い切りでも全体時計の自己ベストを更新。加速ラップも優秀で、ラスト1Fも先週・最終といずれも11秒台の時計をマークと、ここまで順調そのものです。文句なしの好仕上がりと見てよいでしょう。
セッション(牡3、斉藤崇史厩舎)
3/1(水)栗東・CW(良)6F82.0-5F66.8-4F51.9-3F36.7-1F11.5(馬なり)
栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬ドンフランキーを5馬身追走。しっかりと折り合いながら徐々に差を詰めていくと、直線は内から楽な手応えのままラスト1F11秒5の脚で伸びて半馬身先着しました。1週前もCWコースで同じ併せ馬と2頭併せを行い、6F81.3-1F11.5の好時計をマークして併入。普段から調教ではよく動く馬ですが、今回も最終追いで大きく追走した相手に楽々と先着して好時計をマークしており、時計・動きともに文句なしの内容です。状態面の良さから好走する可能性はありそうです。