【京都記念2019予想】今の重い馬場は合う!伏兵ブラックバゴ虎視眈々
今週の京都の日曜メインは「京都記念」です。1月に行われた日経新春杯に次いで京都の中距離で行われるG2レースです。日経新春杯が2400mのハンデ戦なのに比べ、京都記念は2200mの別定戦ということで、距離は近いものの全くの別物。さらに春の天皇賞や大阪杯といったG1を目指す馬達が多く出走してくるということで、注目度の高い一戦となっております。
今年は、2016年のダービー馬のマカヒキと、2017年のホープフルSの勝ち馬タイムフライヤーの2頭のG1馬をはじめ、同条件の京都新聞杯を勝っているステイフーリッシュ、同距離のAJCCを勝っているダンビュライト、同じく同距離の昨年の宝塚記念で3着に好走しているノーブルマーズ、G2を2勝しているパフォーマプロミスなど、重賞ウイナー6頭を含む12頭が集結しました。
実績馬が多いものの、近走成績がバラバラでなかなか難解なメンバーとなっている中、私が
注目しているのは、ブラックバゴです。
ブラックバゴはバゴ産駒の7歳牡馬。これまでの成績は22戦4勝で、重賞勝ちはありません。京都記念に出走する6頭の重賞ウイナーと比較すると実績では劣りますが、これまで出走した重賞9戦の成績は「0-1-1-7」と3着内は少ないですが、4着も2回あり、約半分近くは重賞で掲示板に載っており善戦してます。
関東馬ということで関東の競馬場のレースに出走することが多く、関西は京都競馬場で行われたオープンのアンドロメダSの一度のみです。レースは6番人気ながら2着馬に1馬身1/4差をつけて差しきり勝ちしており、京都競馬場は1戦1勝。1戦だけなので信頼度としてはそこまでかもしれませんが、最低でも不得意な競馬場ではないことは間違いなく、その時の鞍上が今回と同じ池添騎手ということからも、この馬の京都での走り方を一番知っている騎手であると言ってもよいでしょう。
実績では上位のマカヒキやパフォーマープロミス、ノーブルマーズも京都は得意な馬たちですが、今の力の要る京都の馬場はブラックバゴにも合いそうですし、最近は差し有利な馬場となっている点も同馬にとっては好材料。競馬場の相性と騎手との相性を活かせれば、ここでも十分勝負になるでしょう。