ボウマン騎手騎乗停止、ジャパンカップは騎乗できず

25日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップに出走するシュヴァルグランに騎乗予定であったH.ボウマン騎手は、6日にオーストラリアで行われたメルボルンカップで行った違反行為で合計23開催の騎乗停止処分を受け、ジャパンカップでの騎乗は不可能となることが決定した。

メルボルンカップで2着馬のマルメロに騎乗していたボウマン騎手は、同レースにおいて不注意騎乗、ムチの過剰使用、体重オーバーの3つの違反を行い、進路妨害については12開催、鞭の過剰使用で8開催、斤量オーバーで21開催の合計41開催の騎乗停止処分となったが、裁決員の裁量で35開催の騎乗停止処分を受けていた。

ボウマン騎手はこれに対して異議申し立てを行い、これにより、不注意騎乗については12開催から10開催に、ムチの過剰使用については8開催の騎乗停止から1万豪ドルの罰金に、斤量オーバーについては21開催から13開催の騎乗停止へと軽減された。合計で23開催の騎乗停止へと軽減されたものの、ジャパンカップでの騎乗は不可能となることが確定した。

なお、シュヴァルグランの鞍上は、C.デムーロ騎手に決定した。C.デムーロ騎手とは初コンビとなる。