【チャレンジカップ2020予想】レイパパレ人気なら本格化ブラヴァスに妙味あり？

今週土曜、阪神のメインレースに組まれているG3のチャレンジカップは、その名前の通り来年の大阪杯を目指してまずはこのレースから“挑戦”という陣営が多いであろうレースでもあります。

注目は、抽選漏れにより秋華賞出走が叶わなかったものの、デアリングタクトの対抗とも目されていたレイパパレです。

秋には牡馬混じりの古馬を降し無傷の4連勝中とは言え今回は初めての重賞ということで楽な舞台ではありませんが、斤量53kg、デビューから手綱を握ってきた川田騎手が引き続き騎乗ということで魅力的な一頭です。

ただ、馬券検討の上では人気をかぶる重賞初挑戦の上がり馬というのは危険視したいところもあり、レイパパレが人気を背負うなら別の馬から狙うほうが馬券妙味もありそうです。

そういった観点から今回狙ってみたいのが、新潟記念で強烈な末脚を披露したキングカメハメハ産駒のブラヴァスです。今年はコントレイルとのコンビで存在感を見せている福永騎手が、七夕賞2着、前走の新潟記念1着のいい流れも引き継いで継続騎乗します。レイパパレと3kg差の56kgを背負っての参戦となりますが、オープン入り後掲示板を外さない安定感があり、今回も見逃せない1頭です。

展開面を見ても、三浦騎手とのコンビで挑むジェネラーレウーノが引っ張る形となりそうで、同じく先行力のあるレイパパレがそれに続く隊列となれば、前目にマークすべき人気馬がいる展開もブラヴァスには向きそうです。

母ヴィルシーナにキングカメハメハを種付けしているようにG1級を期待されての配合ですが、条件戦からこつこつ積み上げて大事に育ててきた素質が来年いよいよ開花するかどうか。

オーナーの佐々木氏はドバイ遠征にも積極的なオーナーですので、コロナウイルスの影響は読めないところですが、来年のドバイ遠征や大阪杯参戦など大舞台へ向けて大事な一戦となりそうです。