【チャレンジC予想2020】暮れの古馬中距離重賞!レイパパレやブラヴァスなど出走予定馬を考察
阪神競馬の土曜メインは芝2000mで行われるG3「チャレンジC」です。秋のビッグレースに出れなかった馬が参戦してくることも多く、混戦模様のメンバー構成となることもしばしば。今年は一体どんなメンバーが集まったのでしょうか?ということで、今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。
レイパパレ(牝3、高野友和厩舎)
今年1月のデビューから4戦4勝でオープンに昇級したレイパパレ。秋華賞は抽選漏れで除外となりましたが、自己条件に回った前走の大原Sは持ったままで逃げ切り快勝しました。前走は逃げましたが差しも出来る自在性のある馬で、展開に左右されない点は魅力です。今回初重賞で初の対古馬戦となりますが、斤量差のアドバンテージもあり、まだ底は見せていない点を考えても期待したい1頭です。
ブラヴァス(牡4、友道康夫厩舎)
前走の新潟記念で重賞初制覇を果たし、サマー2000シリーズを優勝したブラヴァス。派手さはありませんが、これまで掲示板を外したのは一度のみと堅実性があります。阪神コースは2勝2着1回と得意な舞台で、2000mもベストな距離と好条件は揃っています。持続力があり前半をゆっくり入ってロングスパートという競馬が得意で、阪神の内回りで少頭数となる今回は条件が合いそうです。母はG1・2勝馬の名牝ヴィルシーナという良血で、まだまだ先が楽しみな1頭です。
ジェネラーレウーノ(牡5、矢野英一厩舎)
前走のオールカマーは7着に敗れましたが、約1年8ヶ月ぶりと久々でも逃げて見せ場を十分に作ったジェネラーレウーノ。ただ、1000m通過1分4秒3とスローペースで、この馬本来の後続に脚を溜めさせないハイペース逃げではなかったため、持ち味を十分に発揮することが出来ませんでした。皐月賞3着、セントライト記念1着、京成杯1着と元々中山を得意としている馬なので、使った今回は前進してくる可能性は高そうです。