【福島記念2020予想】福島名物のハンデG3!ヴァンケドミンゴやアドマイヤジャスタなど出走予定馬を考察
福島競馬の日曜メインは七夕賞と並ぶ福島の伝統の一戦「福島記念」です。福島の芝2000mで行われるハンデ重賞で、ハンデ重賞らしく人気馬が圏外に飛ぶケースも少なくありませんが、今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。
ヴァンケドミンゴ(牡4、藤岡健一厩舎)
今年7月の七夕賞で6番人気ながら3着に好走したヴァンケドミンゴ。中団から進めて勝負所で外から進出してしぶとく伸びて3着に粘る好内容でした。福島コースは5戦して4勝3着1回と全て馬券圏内に好走しており、福島は得意な舞台。近3戦は全て馬券圏内と安定しており、福島記念は春から照準を定めていたレース。前走のカシオペアSは後方から進めて外から伸びて3着に好走しており、ここへの叩き台としても十分な内容でした。直線で使った脚は鋭く、絶好調で臨んでくる可能性が高そうです。
アドマイヤジャスタ(牡4、須貝尚介厩舎)
今年の函館記念を15番人気で制し、重賞初制覇を果たしたアドマイヤジャスタ。苦戦続きでしたがパシュファイアーの効果もあってか行きっぷりが良く、最後までしっかり走れるようになってきた印象。陣営の努力もあって復調気配を見せています。前走の札幌記念は10着に敗れましたが、メンバーの格が落ちるここなら十分好勝負は可能でしょう。
パンサラッサ(牡3、矢作芳人厩舎)
今年7月のラジオNIKKEI賞では7番人気ながら2着に好走したパンサラッサ。外枠からスタートして早めに動いて2番手に上がっていき、直線は逃げた勝馬のバビットには届きませんでしたが2着に粘る積極的な競馬を見せました。続く神戸新聞杯では12着に大敗しましたが、距離が長すぎた感があり、距離を短縮した前走のオクトーバーSでは勝ち馬と0.1秒差の2着に好走し、古馬が相手でも地力は通用することを証明しました。ラジオNIKKEI賞・2着の実績からも福島コースは問題なく、小回り2000mなら好勝負は可能でしょう。