【ファンタジーステークス予想2024】2歳女王決定戦の前哨戦!カワキタマナレアやゴージャスなど出走予定馬を考察
阪神競馬の土曜メインは暮れの2歳女王決定戦の前哨戦「KBS京都賞ファンタジーS」です。2018年にダノンファンタジー、2019年にレシステンシアがここを勝って阪神JFも制覇しており、一昨年の勝ち馬も阪神JF・3着と、同レースの好走馬が本番で好走する傾向があります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
カワキタマナレア(牝2、杉山佳明厩舎)
前走のシンガポールTC賞・1着から参戦するカワキタマナレア。1馬身出遅れて後方で控えて追走し、勝負どころでは後ろ目から外に出して上がり3F35秒1の脚で伸びた快勝しました。前走、デビュー戦といずれも札幌の1200mを連勝しており、時計のかかる条件下で連勝。さらにいずれも少頭数で開催で、多頭数で時計の出る今の京都でどこまでやれるかがカギとなりそうです。血統的にもタフ馬場に強いヘニーヒューズ産駒ということで、雨で馬場が渋れば評価もさらに上がりそうです。
ゴージャス(牝2、四位洋文厩舎)
中京1600mのデビュー戦を快勝した白毛馬ゴージャス。スタートでやや出負けしながらも道中はしっかりと脚を溜め、勝負どころで外目から上がって差し切り勝ちを果たす強い内容でした。3~4コーナーで早めに動いて進出していく積極性を見せており、スタミナは十分。ただ、短い距離では未知数で血統的にも推しにくいところがあるので、払拭できる走りができるかに注目です。パター・スタミナ寄りの要素が求められる競馬となれば重い印を打ちたい1頭です。
ヴーレヴー(牝2、武幸四郎厩舎)
前走のりんどう賞・1着から参戦するヴーレヴー。後ろ目から控えて追走し、上がり最速33秒8の末脚を繰り出して快勝しました。切れる脚はそこまでありませんが長く良い脚を使えるタイプで、逃げても差しても競馬ができる脚質の幅の広さは魅力です。前走のりんどう賞は今回と同じ京都の1400mが舞台で、コース適性の高さも証明済み。今回のメンバーで唯一同コースで実績があるのも好感が持てる点で、アドバンテージを活かしたいところ。メンバーレベルが上がるここでどこまで戦えるのかに注目です。