【JBCクラシック予想2022】ダート競馬の祭典!メイショウハリオやテーオーケインズなど出走予定馬を考察
全国の競馬場で持ち回り開催となるダート競馬のJBCクラシック。全国のダート競馬ファンが最も注目する競走のひとつです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
メイショウハリオ(牡5、岡田稲男厩舎)
前走の帝王賞を制し、Jpn1初制覇を果たしたメイショウハリオ。前走は9頭立ての少頭数だったとは言え、テーオーケインズ、チュウワウィザード、オメガパフュームの3強が揃った一戦。並み居る強豪をはねのけ一気にダート界のトップに躍り出ました。近走は控える競馬が多かった同馬ですが、前走は難なく好位に取りつくと追ってからも長く良い脚を使って勝ち切り、脚質に幅が出てきた印象。前走後は放牧先でザ石したようですが、9月下旬に栗東へ帰厩し、23日の2週前追い切りではCWで6F84.4-1F12.3といつになくハードな攻めを消化。状態が良ければここでも引き続き高いパフォーマンスが期待できそうです。
テーオーケインズ(牡5、高柳大輔厩舎)
昨年のJBCクラシック・4着馬のテーオーケインズ。昨年はスタートで大きく出遅れてしまい、早々にリカバーして前目におっつけるも、スローの団子の中に突っ込んでいってと噛み合わない競馬でした。今年はコーナーが緩く直線も昨年より70m近く伸びる盛岡競馬場での開催ということで、昨年以上のパフォーマンスは期待できそうな舞台。前走の帝王賞では4着に敗れましたが、序盤に流れて脚を使わされ、後半も早仕掛けに巻き込まれてと厳しい競馬を強いられながらの4着は大健闘でしょう。得意な左回りに戻るここは巻き返しが期待できそうです。
ペイシャエス(牡3、小西一男厩舎)
今年のユニコーンSを制し重賞初制覇を果たしたペイシャエス。続くジャパンダートダービーでも2着に好走し、世代上位の力を示しいます。前走の日本テレビ盃では4着に敗れましたが、砂が深く時計が出にくいタフな馬場でハイペース競馬、コーナー4つの小回り戦では良さが活きなかったかたち。時計の出る高速馬場向きの馬ということで馬場状態に左右されるところがありますが、時計の出る馬場で好位から粘り強さを発揮できる展開なら好勝負が可能でしょう。