【根岸ステークス予想2024】フェブラリーSへ向けた注目のダート短距離重賞!エンペラーワケアやタガノビューティーなど出走予定馬を考察
冬の東京開幕を飾る重賞はフェブラリーSの前哨戦「根岸S」です。過去の好走馬が本番のフェブラリーSでも好走しており、本番のフェブラリーSを占う上で重要な一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
エンペラーワケア(牡4、杉山晴紀厩舎)
前走の御影Sを3馬身半差で快勝したエンペラーワケア。デビュー2戦目からダートへ転身し、以降【4-1-0-0】とオール連対を果たしており、全て危なげないレースぶりで勝ち上がってきました。とくに近2戦の内容は強く、2走前のドンカスターCでは番手追走から楽に抜け出して4馬身差で圧勝し、続く前走の御影Sも3番手の好位追走から早め先頭で3馬身半押し切る圧倒的な勝ちっぷりを披露。前走で初コンビを組んだ川田将雅騎手が引き続き騎乗という点も心強く、距離も引き続き得意の1400mならあっさり突破ということも十分ありえそうです。
タガノビューティー(牡7、西園正都厩舎)
前走の武蔵野S・2着から参戦するタガノビューティー。後方で控えて脚を溜め、直線は外目から上がり3F最速35秒6の脚で追い込んで2着とこの馬らしい競馬で好走。決め手が活きる東京コースは得意な舞台で、根岸Sも過去に2度出走して2022年に3着、2023年に4着と常に善戦しています。重賞はまだ未勝利ですが、昨年はマイルCS南部杯・4着、かしわ記念・2着とG1戦線でも活躍しており、あと一歩のところまで来ています。これまで戦ってきた相手のレベルを考えれば今回は上位。7歳となりましたがまだまだ衰えは見られず、悲願の重賞初Vも大いに期待できそうです。
サンライズフレイム(牡4、石坂公一厩舎)
前走のオータムリーフSを快勝したサンライズフレイム。デビューから6戦全て馬券圏内、1勝クラスからオープンクラスまで現在4連勝中と勢いはメンバー最上位。前走のオータムリーフSは後方から上がり3F最速の35秒6の脚で伸びて1馬身半突き放す強い勝ちっぷりで、豪快な末脚は重賞でも即通用しそうな気配十分です。鞍上はコンビ成績4戦4勝と相性抜群の藤岡康太騎手が引き続き騎乗という点も好材料で、この勢いのまま重賞タイトル獲得となるかに注目です。