【関屋記念2024予想】サマーマイルシリーズ第3戦!サクラトゥジュールやトゥードジボンなど出走予定馬を考察

新潟競馬の日曜メインはサマーマイルシリーズの第3戦「関屋記念」です。天皇賞秋やマイルCSといった秋のビッグレースにも繋がる重要な一戦で、過去にはジャスタウェイ、ダノンシャーク、カンパニーといったG1馬を多数輩出しております。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

サクラトゥジュール(牡7、堀宣行厩舎)

前走の東京新聞杯・1着から参戦するサクラトゥジュール。道中は行きたがるなど乗り難しさは見せていましたが、二度目のコンビとなったキング騎手がしっかりと制御し、直線は強烈なイン突きで差し切りました。2走前の中山金杯では制御しきれなかった部分をしっかりと修正してきたあたりはキング騎手の見事な手腕。昨年の関屋記念は6着でしたが、勝ち馬と0秒5差と大きくは負けていません。前走でパフォーマンスを上げて弾みを付けてきたここは、重賞連勝の期待も十分でしょう。

トゥードジボン(牡5、四位洋文厩舎)

前走の米子S・1着から参戦するトゥードジボン。内枠から積極策で押して単騎逃げを展開。直線は馬場の真ん中に出して押し切る見事な逃げ切り勝ちを果たしました。完全な前残りで展開がハマった部分も大きいですが、自分のリズムで競馬ができれば重賞馬が相手でもあっさりと勝ち切れる力はあることを証明してくれました。前半からスピードを強く求められつつ、後半要素も必要となってくるタフなマイル戦ですが、着実に先行できる脚力を持っているという点ではアドバンテージがあると言って良いでしょう。軽い馬場が合う馬で、今の新潟の馬場なら条件は合いそうです。

パラレルヴィジョン(牡5、国枝栄厩舎)

安田記念・13着から巻き返しを狙うパラレルヴィジョン。前走は小雨が降る稍重で、途中でペースアップしてからは馬場を気にして手応えが悪くなったようで、あの馬場でG1のペースではさすがに厳しかった印象です。勝ち馬の後ろと良い位置を取れることは出来ているので、メンバーの格が落ちるここも楽に好位を取れる可能性は大。2走前のダービー卿CTでは離れた番手を追走し、稍重で速いラップが無い中で逃げ馬を差して快勝。自身の上りも34秒0なので、パワーと持続力で差し切ったという内容でした。瞬発力はありませんが、持続力が求められる展開なら勝ち負けになる1頭です。