【秋華賞2022予想】牝馬3冠最終決戦!スターズオンアースやスタニングローズなど出走予定馬を考察
いよいよ牝馬三冠最終戦「秋華賞」が開催です。3歳世代の競走馬のレベルを図る上で見逃せない一戦として多くの競馬ファンが注目する一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
スターズオンアース(牝3、高柳瑞樹厩舎)
20年のデアリングタクトに続く牝馬三冠を目指すスターズオンアース。前走のオークス後に骨折が判明しており前哨戦は使えませんでしたが、現在4年連続でオークス以来のぶっつけ本番という馬が秋華賞馬になっているので、臨戦過程で割り引く必要は無し。回復は早く9月中旬には美浦へ帰厩しているので、どこまで調子を上げこられるかどうかだけでしょう。マークされる立場となりますが、春2冠の勝ちっぷりからも、まだここは上位の評価がとれる1頭です。
スタニングローズ(牝3、高野友和厩舎)
前哨戦の紫苑Sを快勝して駒を進めてきたスタニングローズ。スローの展開を上手く立ち回り、好位から抜け出す正攻法の競馬で快勝と強い勝ちっぷりでした。春のオークスでは鞍上のD.レーン騎手の好騎乗が光ったレースでもありましたが、紫苑Sでは馬体が14kg増えて馬自身の強さと成長力を存分に見せつけた一戦でした。前哨戦を挟んで叩かれた上積みが見込める点もアドバンテージとなりそうで、悲願のG1獲りとなるかに注目です。
アートハウス(牝3、中内田充厩舎)
前哨戦のローズSを快勝したアートハウス。キャリア全3勝を芝の2000mで挙げており、そのうち2戦は秋華賞の舞台となる阪神2000mで挙げている点も好材料。オークスでは3番手の好位から抜け出す競馬を展開しての7着でしたが、距離が敗因ならここは巻き返し可能でしょう。安定して前へ付けれる確実な先行力も魅力で、前走もスローペースだったとは言え、粘るラリュエルを捉えてサリエラの強襲も振り切って前々で押し切れたのは大きな収穫でした。母パールコードは2016年の秋華賞2着馬で、その母の手綱を取った川田騎手とのコンビなら、期待も膨らみます。