【JRAブエナビスタC予想2024】期待の3歳馬同士による一騎打ちか

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今週日曜京都の10レースに組まれているのは、ダート1900mで行われる3歳以上3勝クラスのブエナビスタカップです。

JRA70周年のメモリアルヒーローファン投票において、阪神ジュヴェナイルフィリーズの歴代優勝馬の中から選ばれた2008年の勝ち馬ブエナビスタの名を冠した競走となっています。

また、ブエナビスタの母ビワハイジも阪神ジュべナイルフィリーズの前身レースである阪神3歳牝馬ステークスを制し、母娘2世代での制覇を達成しています。

翌2009年には桜花賞、オークスと連勝し、春の牝馬2冠を達成しており、古馬となってからもヴィクトリアマイル、天皇賞・秋、ジャパンカップを制してG1を6勝の実績を残し、2010年にはJRA賞年度代表馬にも選ばれました。

レースの出走馬を見ると前走2勝クラス1着から参戦の3歳馬が強力な布陣となっています。中でも祖母に重賞勝ち馬のユメノオーラをもつレイデオロ産駒のムルソーは、ユニコーンステークスで2番人気と高い支持を受けた馬で、デビュー戦こそ芝2000mで大敗を喫したものの、ダート路線に切り替えてからは大崩れがなく、前走の天竜川特別を6馬身差で勝ち上がって来ました。今回は未勝利戦を14馬身差の大差をつけて勝利した団野騎手とのコンビだけに要注目です。

そしてルメール騎手が騎乗するマスタリー産駒のテリフィックプランは美浦から遠征の関東馬で、キャリアは4戦ながら3勝2着1回と連を外しておらず、ルメール騎手はこの馬で2戦2勝と抜群の相性を見せています。馬券の大荒れは期待しづらいレースにはなりますが、3歳馬同士のハイレベルな戦いが期待できそうです。