【サマーチャンピオン2024予想】今年はJBCにも繋がる一戦、地方馬にもチャンス到来か?
今週29日木曜日に佐賀競馬場では、ダート1400mで行われるJpn3のサマーチャンピオンが開催。
このあたりの距離設定でのハンデ重賞はJRAも含めて数が少なく、夏競馬ということもあり大物の参戦こそ中々ないものの、過去には中央馬のスーニがここを勝利して東京盃、JBCスプリントと連勝しており、2022年の勝ち馬シャマルは時間はかかったもののその後かしわ記念を勝利するなど注目したいレースです。
また、例年より輪をかけて注目したいのが、今年はJBCが佐賀競馬場で開催されるため、JBCスプリントと同じ舞台での開催となっている点で、今年の上位入線馬はJBCでの活躍にも期待できる点は今後も含めて覚えておきたいところ。
今年は連覇をかけてサンライズホークが登録していますが、ここ2戦で二桁着順と大敗を喫しており、気性面での改善が急務といえそうです。
安定感なら昨年カペラステークスも勝利した快速馬のテイエムトッキュウで、前走の東京スプリント競走でも3着と大崩れがないのが魅力ですが、1200mを得意としているだけに小回りコースとはいえ1ハロン延長をこなせるかが鍵でしょう。
地方からの参戦馬では7歳にしてまだまだ衰えを見せないタイガーインディが注目で、ここ2戦で連勝しています。中央馬と対戦した黒船賞でも3着に入っており、今回のメンバー構成なら勝ち負けも狙えそうなだけに、地方馬で人気が落ちるようなら単勝にも妙味がある1頭といえそうです。
また、地元の佐賀からはテイエムフェローが参戦を予定しており、夏は格より調子の格言でいけばこの馬が筆頭かもしれません。
今年2月に地方移籍を果たしたばかりですが、佐賀スプリングカップから3連勝中と勢いに乗っており、移籍後8戦6勝の戦績も魅力で、タイガーインディ同様、地方馬では注目しておきたい1頭ですね。