小倉記念(2017)の予想!荒れる夏のハンデ重賞!高配当のチャンスあり
6日(日)の小倉メインは小倉記念が開催されます。サマー2000シリーズの第3戦となる小倉記念は荒れるハンデ重賞としても有名なレース。現在1番人気は11連敗中で、昨年は11番人気のクランモンタナが優勝し波乱を演じました。
今年も混戦必須のメンバー構成となっており相当難解なレースとなりそうですが、今年も昨年に続き少頭数での開催で、ハンデ戦ということもあり、一発大穴を開ける馬も出てきそうな気配が漂います。高配当が期待できるレースなだけに大穴を狙う人も少なくないのではないでしょうか?
荒れる夏のハンデ重賞!今年の”有力馬”3頭は?注目の”穴馬”は?
さて、人気上位が予想される有力馬から紹介していきたいと思いますが、まずは前走マレーシアC(1600万下、中京芝2000m)でレコードVを決めたストロングタイタン(牡4、池江泰寿厩舎)です。昨年も小倉を走り2戦2勝しており夏場は得意。今夏も夏場に調子を上げてきました。
小倉での通算成績は4戦3勝で、唯一負けた2走前の小倉大賞典は3~4コーナーで詰まりながらの5着だったので、そこまで大きく評価を落とすこともありません。今年は少頭数ですし、今回は走りやすくなるはずです。稼ぎ時の夏に重賞初制覇を決めたいところでしょう。
3歳時はクラシック候補と言われていたバンドワゴン(牡6、石坂正厩舎)も参戦。脚部不安により約2年もの長期休養を余儀なくされますが、復帰後は2勝を挙げてオープンに返り咲きました。前走の鳴尾記念では2番人気に推されますが、速いペースが向かなかったのか最後の直線反応もイマイチで、7着に敗れてしまいます。
今回は少頭数ですからまた上手く先行できそうですし、あとは力を出し切れればというところでしょう。今回C.ルメール騎手から和田竜二騎手へと乗り替わりとなり、3歳時以来となる久々のコンビで復活Vを狙います。
そして同競走で2年連続2着と好走中のベルーフ(5歳、池江泰寿厩舎)は今年も参戦。今年は4戦して3戦が二桁着順と凡走が続いておりますが、ここは得意な舞台なので巻き返しに期待したいところです。
ただ、2年連続2着という実績からかハンデは57kgのトップハンデ。近走はオープン特別でも二桁着順と大敗しているので、得意な舞台とは言え有利な条件が揃っているというわけでもありあません。三度目の正直となるかに注目です。
荒れるハンデ重賞ということで穴馬もしっかりと選んでおきたい小倉記念。今年注目している穴馬はクランモンタナ (牡8、音無秀孝厩舎)です。昨年の同競走の勝ち馬ですが、8歳という年齢と、障害帰りということでなかなか買いづらい一頭です。
一見懸念されそうな馬ですが、前走の障害では逃げ切り勝ちを果たして久しぶりの白星を挙げておりますし、障害を叩いたことが良い方向に向く可能性もあります。その理由は様々ですが、背中や腰の筋肉強化、勝ち癖がつくなどといったメリットが一説にはあります。この馬は夏場は状態を上げてくる馬でもありますので、注意しておきたい一頭です。
以上、人気上位が予想される有力馬と注目している穴馬をピックアップさせていただきましたが、全体的にメンバーは手薄で、各馬に大きなレベルの差は感じられません。高配当に期待した買い方で夢を見てみるのも面白そうなレースです。