【ドバイWC予想2022】昨年2着のチュウワウィザード、米国ダート王者ライフイズグッドを降して雪辱果たせるか?
今週26日はドバイのメイダン競馬場で「ドバイワールドカップデー」が開催されます。9Rでは「ドバイワールドカップ」が行われますが、何と言っても注目は昨年2着のチュウワウィザード。
昨年は好スタートを決めて好位から粘り強く走り抜き、2着に好走。オールウェザー開催の2011年にはヴィクトワールピサが優勝していますが、ダート開催での日本調教馬としては、2001年のトゥザヴィクトリー以来20年ぶりの2着ということで歴史に残る結果を残しました。
昨年2着の雪辱を果たすべく今年も参戦を表明。昨年はサウジC(9着)で年明け初戦を迎えてからというローテーションでしたが、今年は地方の川崎記念(1着)を初戦で使ってからの参戦となります。惨敗からのローテーションだった昨年と比べ、今年は4馬身差の快勝を果たして弾みを付けてと良い形で臨めます。
昨年の勝ち馬ミスティックガイドは怪我で不在。昨年の好走馬で参戦するのは3着だったマニークールと4着のハイポセティカルくらいですが、今年は米国で7戦6勝のライフイズグッドが最有力。ペガサスワールドカップとBCダートマイルを制し、現在G1を連勝中。勝ちっぷりと勢いはメンバー1で、前走のペガサスWCでは世界ランク1位のブリーダーズCクラシック覇者ニックスゴーに3馬身1/4差をつけて快勝し、能力の高さは疑う余地がありません。
1600~1800mを主戦場としており、2000mの距離は今回が初という点が唯一の不安材料と言えそうです。とは言え、1800mのペガサスWCではニックスゴーを4~5馬身離して逃げ、そのまま後続に影を踏ませずに快勝しているので、1Fの距離延長は問題なさそうにも思えます。今回も逃げ馬の最有力候補ということで展開面含めて色々な意味で注目度の高い1頭となります。
チュウワウィザードとしては2着好走の経験値と左回りが得意というアドバンテージを持ってどこまで闘えるか。追ってしぶとい馬なので、差し切って雪辱を果たせるかに注目です。