【JRA吾妻小富士S予想2023】小回り巧者のアラジンバローズ、課題は“輸送”

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今週土曜福島メインレースはダート1700mで行われる4歳以上のオープン戦・吾妻小富士ステークスです。

フルゲート15頭に登録25頭と、除外が10頭出てしまう大人気のレースとなっており、フルゲート必至のハンデ戦ということで穴党にとっては予想のしがいがあるレースとなりそうです。

注目となるのが、関東遠征になると人気通りには走れていないハーツクライ産駒のアラジンバローズの取捨となりそうです。

西村騎手が引き続き騎乗予定となっていますが、同じく有力視されているブルベアイリーデも前走のコーラルSは西村騎手騎乗で8番人気ながら2着に健闘しており、西村騎手にとっては体が2つほしいところではないでしょうか。

関西圏では安定感のある走りをいせているアラジンバローズですが、休み明け初戦となった中山競馬場の師走Sでは1番人気で13着と大敗を喫しており、馬体重もそこまで増えていない中での大敗は輸送が苦手な可能性も示唆しています。

反面買い材料として小倉競馬場での連勝が挙げられ、小回りコース巧者の面もあるだけに、中山での大敗は乗りなれていない津村騎手騎乗だった点も考えると、この馬で勝ち鞍もある西村騎手が騎乗するのは強みといえそうです。

出走馬決定順では10番手となっており今回の出走自体は確約ですが、ダート路線は層が厚く激戦区になりがちなだけに、今後を見据えて早めの賞金加算が望ましいところ。地方交流重賞へ今後参戦がかなうかどうか、注目の1戦ですね。