クリプトグラム日経新春杯を回避、追い切り中に落馬のアクシデント。人馬ともに怪我はなし。

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日経新春杯に出走を予定していたクリプトグラム(牡5、藤原英昭厩舎)が、15日の日経新春杯を回避することが11日に分かった。

11日、栗東のCWで最終追い切りを行いゴールした後、馬場に脚を取られて転倒し、騎乗していた鮫島良太騎手が落馬した。幸い人馬ともに怪我はなく無事であったが、大事をとって日経新春杯は回避することになった。

クリプトグラムは昨年の目黒記念(G2、5月29日、東京)を勝ち、重賞初制覇を果たしたが、その後左とう骨遠位端の骨折が判明し長期休養中であった。日経新春杯が骨折明けの復帰戦であった。

同馬を管理する藤原師によるとすぐにでも競馬に使える状態のようではあるが、ここは焦らず慎重に仕切り直す。宝塚記念の勝ち馬で、今年の最優秀4歳以上牝馬にも選ばれたマリアライトをも捻じ伏せた馬である。復帰戦を楽しみに待ちたい。