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【JRA京都大賞典2025予想】伏兵台頭の可能性大?波乱の火種を探せ!

2025/10/04 04:00
【JRA京都大賞典2025予想】伏兵台頭の可能性大?波乱の火種を探せ!

堅実か波乱か。毎年のように予想を悩ませるのが伝統のG2京都大賞典だ。8年連続で1番人気馬が敗れており、波乱の匂いが漂う一方で、うち5年は馬券圏内に入っている。さらに勝ち馬は5番人気以内が4回と大荒れ狙いは簡単ではない。昨年のように上位陣が総崩れとなる展開はレアケースだ。

このレースでは前走の人気や着順よりも、使われていたレースの格が重要。特に宝塚記念以来の始動戦となる馬は無視できない。また、格下レースから臨む馬でも人気を集めて勝利していれば、引き続き馬券候補に加えられる。脚質は前々で運ぶ馬が有利だが、単騎逃げでは最後まで粘れない傾向が強い。さらに春以来となる馬が多い点もポイントで、馬体重が小幅に増加している馬の方が仕上がりの良さを感じさせる。

こうした条件を踏まえて注目すべきは4頭だ。

まず、菊花賞を含む5連勝を成し遂げたドゥレッツァ。古馬G1制覇も目前とみられ、本格的な飛躍を迎える絶好機となる。前走の宝塚記念は9着に終わったが、菊花賞を制した京都コースに戻るここは巻き返しのチャンス十分。

昨年の3着馬メイショウブレゲは京都外回りの長距離でこそ力を発揮するタイプ。昨年の京都大賞典では11番人気ながら3着の激走を果たしており、展開がはまれば一発を狙える存在だ。

ショウナンラプンタは昨秋以降、G1・G2を中心に6戦すべて4着以内と堅実。勝ち切れない課題はあるものの、宝塚記念4着の内容は高く評価でき、安定感は随一だ。今回も崩れる姿は想像し難い。

そして春の連勝で存在感を示したアドマイヤテラ。今年は大阪ーハンブルクC・1着、目黒記念・1着と長距離戦を連勝。本格化すればG1制覇も狙える逸材で、成長ぶりを測る一戦となる。

果たして主役に躍り出るのは、実績あるドゥレッツァか、堅実派ショウナンラプンタか、それとも伏兵勢か。秋競馬の行方を占う一戦から目が離せない。 

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