【新潟記念2025予想】穴を開けるのはこの馬!勢い増すアスクドゥポルテが格上撃破を狙う

日曜の新潟メインは夏の名物重賞「新潟記念」が開催される。今年から別定戦に変更され、例年以上に豪華なメンバーが揃った。
エリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ、ヴィクトリアマイル2着のクイーンズウォーク、同3着のシランケド、青葉賞を無敗で制した“幻のダービー馬”エネルジコ、古馬G1戦線の常連ダノンベルーガと、見応え十分の好メンバーが集結している。
そんな中で注目したいのが、ハービンジャー産駒の5歳牡馬アスクドゥポルテである。
4走前に3勝クラスを突破しオープン入りを果たしたアスクドゥポルテは、昇級後G2挑戦で10着、続くオープン特別で12着と着順こそ振るわなかったが、内容は着順以上だった。特に12着の一戦は、勝ち馬と0秒9差で、不利を受けながらも脚を伸ばす競馬を見せていた。
新潟競馬場で開催された前走の関越ステークス(OP・芝1800m)では、最低人気ながら積極策を取って中団から追走。直線ではややスムーズさを欠いたものの、内を突いて伸び4着に好走した。初めての新潟で前進を見せた点、新潟芝1800mの高速馬場にも対応できた点は収穫であり、新潟コースへの適性を示す内容だった。
ハービンジャー産駒らしく成長力を秘め、レースぶりにも良化の兆しが見える。相手はG1馬を含む強豪が揃い、厳しい戦いになるのは確かだ。しかし、実績馬の多くは休み明けで、この酷暑の中でどこまで力を発揮できるかは未知数だ。その点、アスクドゥポルテは夏も実戦を使われており、異常気象下での経験値というアドバンテージを持っている。
例年以上に実績馬が揃った新潟記念だが、成長著しいアスクドゥポルテなら力の差を埋め、格上挑戦で波乱を演出する可能性は十分にある。注目すべき存在として推したい。

