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【秋華賞2025予想】旋風を起こす伏兵は?春の実績馬と人気薄が激突

2025/10/18 05:00
【秋華賞2025予想】旋風を起こす伏兵は?春の実績馬と人気薄が激突

日曜の京都メインは3歳牝馬三冠の最終戦となる「秋華賞」が行われる。今年は桜花賞、オークスと連続2着を記録したアルマヴェローチェが戦線を離脱したものの、フルゲートでの開催が予定され、秋の牝馬王決定戦にふさわしい豪華メンバーが揃った。

春の実績馬としてはブラックタイド産駒のカムニャックが最大の注目だ。アルテミスS6着、エルフィンS4着と芝マイルでは結果を残せなかったものの、フローラSを制してオークス優勝。前走ローズSでは不利を受けながらも差し切り勝ちで3連勝を飾り、充実期にあることを示した。久々の京都芝となるが、現状の仕上がりから心配は不要だ。

また、オークスで1番人気に推されながら9着に敗れた桜花賞馬エンブロイダリーも注目される。美浦・森厩舎のアドマイヤマーズ産駒で、父は芝マイルで活躍した実績を持つ。今回の舞台は距離が課題となるが、コンビを組むルメール騎手はアーモンドアイやチェルヴィニアなど関東馬で秋華賞を制した実績があり期待は大きい。ただし、ローズSや紫苑Sなどの前哨戦を使わず直行で臨む点は不安材料であり、取捨の判断が難しい一頭である。

穴馬として注目したいのは3勝クラスから唯一抽選を突破したロードカナロア産駒のインヴォーグだ。春のフラワーCでは13着に敗れたものの、それ以外のレースでは安定した成績を残しており、抽選突破の幸運も味方に付けた。管理するのはラインクラフトやシーザリオなど名牝とコンビを組んだ経験を持つ福永祐一調教師。同厩舎からは同じくロードカナロア産駒のランフォーヴァウも出走予定で、人気薄ながら一発の可能性を秘めている。

フルゲートの混戦となる今年の秋華賞は充実期を迎えたカムニャックと関西勢の伏兵、そしてルメール騎手騎乗のエンブロイダリーを軸に、波乱の可能性も秘めた見応えある一戦となる。三冠最終戦で次代の女王が誰になるのか注目が集まる。

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