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【北九州記念2026】重賞連勝へ死角なし?デアヴェローチェの1週前追い切りから仕上がりを評価

公開: 2026/06/25 18:47

中央競馬
【北九州記念2026】重賞連勝へ死角なし?デアヴェローチェの1週前追い切りから仕上がりを評価

サマースプリントシリーズの重要な一戦となる北九州記念。今年のメンバーの中でも注目を集めそうなのが、前走の葵ステークスで重賞初制覇を果たしたデアヴェローチェだ。

3歳牝馬ながら古馬との初対戦となる今回は決して楽な条件ではない。しかし、1週前追い切りの内容を見る限り、状態面に不安は感じられない。むしろ前走以上の仕上がりで本番を迎えられる可能性も十分ありそうだ。

デアヴェローチェは6月24日、栗東CWコースで1週前追い切りを消化。時計は6F82秒9-ラスト1F11秒4をマークし、併せた未勝利馬アルディメントに4馬身先着した。

全体時計こそ派手ではないものの、注目したいのはラストの伸びだ。終い11秒4という数字は十分優秀で、最後まで余力を残しながら相手を突き放している点に好感が持てる。

パターンとしては前回と同じパターンで調整されており、葵ステークスを制した際と同じローテーションで調整が進められている。重賞制覇後も無理に負荷をかけることなく、馬のリズムを重視した仕上げが行われている印象だ。追い切り内容からは疲労を感じさせる面はなく、順調そのものと言えるだろう。

何と言っても前走の葵ステークスはレースセンスの高さが光る内容。好枠を引き、混戦となった先行勢の直後で脚を溜められたことは大きかったが、そのポジションを確保できたのもレースセンスがあってこそ。単純に展開に恵まれただけではない。

4コーナーではロスなく立ち回りながら進路を確保し、直線では逃げたウチュウノセカイの外へスムーズに持ち出して抜け出した。スタートにはまだ課題を残しているものの、その後の立ち回りは非常に完成度が高く、3歳馬らしからぬ競馬運びを見せていた。フィリーズレビュー4着時も重賞級の能力は示していたが、前走でその才能が本格開花した印象を受ける。

スプリント路線で期待が高まる血統背景も魅力だ。父マテラスカイはダート短距離で国内外の重賞戦線を沸かせた名スプリンター。一方で母ミニーアイルは芝短距離で活躍し、フィリーズレビューでも好走実績を持つ。父譲りのスピード能力と母系の芝適性を受け継いでおり、芝1200mはまさにベストとも言える条件だ。血統面から見てもスプリント路線でのさらなる飛躍が期待できる存在である。

ここを勝利すれば、秋のスプリント王決定戦であるスプリンターズステークスへの参戦も視野に入ってくるだろう。もちろん今回は初めて古馬の重賞常連たちと対戦するため、相手関係は一気に強化される。しかし、1週前追い切りの動きからは状態の良さが伝わってきており、勢いという点ではメンバー屈指と言える。

重賞連勝を果たし、一気にサマースプリント路線の主役候補へ名乗りを上げることができるかに注目したい。

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