【JRA】デルタブルース死亡、蹄葉炎を発症

2004年の菊花賞馬で、2006年のメルボルンCを制したデルタブルースが、蹄葉炎のため亡くなったことが明らかになった。9日、公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。23歳だった。

デルタブルースは2003年にデビュー。翌年の菊花賞を制しG1初制覇を果たすと、同年のジャパンCでも3着に好走。その後も2005年のステイヤーズS・1着、2006年の阪神大賞典・3着など芝の長距離重賞戦線で活躍した。2006年にオーストラリア競馬の最高峰・メルボルンCを優勝し、日本調教馬で初めてオーストラリア最優秀長距離馬に選ばれた。

2009年の目黒記念・16着を最後に現役を引退し、その後はノーザンホースパークで馬術の障害飛越競技用馬として運用されていた。2021年からは岡山県真庭市のオールド・フレンズ・ジャパンでけい養され、余生を送っていた。通算成績は32戦6勝。デルタブルース号のご冥福をお祈りします。