【福島牝馬S予想2019】勝てばG1出走権。ダート組が波乱を呼ぶ?
1着馬にはヴィクトリアマイルへの優先出走権が与えられる今週土曜日福島のメインレース・福島牝馬ステークス。古馬になってからの牝馬限定レースは地名+牝馬ステークスといった名前が多くもう少し彩りのほしいところと個人的には思ってしまいます。
そんな福島牝馬ステークスは、ローカル競馬場でG1の優先出走権を与えるというのは珍しいケースと言えますが、今年はフルゲート16頭に対し10頭と少頭数での開催にはなりましたが、ダートからの転向で興味深い馬がいるので触れて見たいと思います。
まずヴァーミリアン産駒のビスカリアですが、今年のTCK女王杯を制して若武者・西村騎手を鞍上に迎えての登録となりました。父ヴァーミリアンの産駒が中央の芝でどこまでやれるのか注目です。そしてヴィクトワールピサ産駒のミッシングリンクもまたダートで結果を出してきた馬で、こちらは昨年のTCK女王杯を勝利しています。
いずれも10頭立てながら穴馬扱いとなりそうですが、G1では力不足なメンバーの揃ったローカルG3ですので思わぬ波乱もあるかもしれません。
過去10年の勝ち馬を見ても1番人気で勝利しているのは2012、13年と連覇したオールザットジャズのみで、2,3番人気は0勝と波乱含みのレースになっています。
別定戦で全馬揃って54kgでの出走ということで厳しいかとは思いますが、ダートの猛者がどこまでやれるのか期待して見たいです。