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【JRA】“超重戦車”ドンフランキーが現役引退、今後は優駿SSで種牡馬に

2025/11/04 21:51
【JRA】“超重戦車”ドンフランキーが現役引退、今後は優駿SSで種牡馬に

2023年のプロキオンステークスなど重賞3勝を挙げたドンフランキー(牡6、斉藤崇史厩舎)が現役を引退することが4日、明らかになった。斉藤崇史調教師が発表したもので、今後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬として新たなキャリアをスタートさせる。

ドンフランキーは2021年6月、阪神芝1400mでデビュー(2着)。3戦目でダートに転じて初勝利を挙げると、本格的に砂のスプリント路線で頭角を現した。600kg前後の雄大な馬体で圧倒的な存在感を放ち、“超重戦車”の異名を取った。

2023年にはプロキオンS、東京盃を制し、重賞2勝をマーク。翌24年にはクラスターカップも制覇し、国内ダート短距離界のトップホースとして君臨した。また、24年ドバイ・ゴールデンシャヒーン(G1)では海外勢を相手に2着と健闘し、その実力を世界に示した。

今年4月のドバイ遠征を辞退して以降は休養に入り、11月3日に船橋競馬場で行われたJBCスプリント(Jpn1)で復帰。10着に敗れたこの一戦がラストランとなった。

通算成績は20戦8勝(うち地方4戦2勝、海外2戦0勝)。重賞3勝、総獲得賞金は2億5265万7200円(地方7550万円、海外5938万9200円)を記録した。圧巻のスピードとスケールでファンを魅了した“超重戦車”の血が、次世代へと受け継がれていく。 

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