【国立特別2021予想】連勝中の良血エスコーラ、さらなる飛躍へ繋げるか？

今週日曜のメインレースは秋の天皇賞ということもあり、どうしてもそこに注目が集まりますが、連勝中の素質馬が登録してきて見逃せないのが日曜9レースの2勝クラスの特別戦の国立特別です。

ディープインパクト産駒で母サロミナの3歳牡馬エスコーラが、デビュー戦からコンビを組む川田騎手と参戦予定となっています。

デビュー戦で1番人気ながら4着と敗退したものの、続く未勝利戦では11馬身差をつけて圧勝し、続く1勝クラスも連勝で突破し、今回は3連勝なるかも注目です。

半兄サリオスは朝日杯FS 1着、日本ダービー2着、全姉のサラキアも府中牝馬S 1着、有馬記念2着の結果を残しており、エスコーラも重賞戦線での活躍が期待されます。

サラキアは遅咲きだったため、同配合のエスコーラはこの時期どうなるかといったところですが、サリオスに似るかサラキアに似るか、まだ条件馬ではありますが今後に注目したい良血馬といえます。

ライバル馬を見渡すと、同じ3歳世代からはヒーズインラブの半弟のドゥラモンドや、チューリップ賞4着やローズS 5着など、重賞戦線で掲示板に乗っているタガノティアーナなどが強力なライバルとなりそうです。

オーナーは吉田和美さんということで、芝マイル戦線で無類の強さを誇ったモーリスと同じ勝負服のエスコーラ。残念ながらクラシックには縁のなかったエスコーラですが、モーリスも本格化は4歳以降ということで、来年以降にさらなる飛躍を遂げるか、まずは国立特別の馬券検討からは外せない1頭となりそうですね。