【注目新馬】ミノル&本田厩舎&池添騎手。三拍子そろった2歳馬が初陣
今年の桜花賞馬・レーヌミノルを擁するミノル軍団ですが、レーヌミノル以外にも10番人気でセントウルSを逃げ切ったアクティブミノルや、すみれS勝ちのスピリッツミノルなど、阪神競馬場になるとやたら強い。そんなイメージがあります。
そんなミノル軍団から今週デビューするのがサージュミノル(栗東・本田厩舎)。父エンパイアメーカー、母マウンテンミストリー、母の父がマウントリヴァーモアの血統はダート向けに見えますが、芝でのデビューを陣営は選択。阪神ではなく、日曜日の函館芝1200mのメイクデビューに池添騎手で出走を予定しています。
レーヌミノルと同じ本田厩舎所属で桜花賞時に騎乗した池添騎手騎乗と、馬主・厩舎・騎手の三拍子が揃ってのデビューとなります。追い切るごとに行きっぷりが良化し、ゲートに入ると馬がスイッチが入ると中井調教助手のコメントもあり、オンオフの区別が出来る賢い馬のようです。
今回のレースのライバルになりそうな馬は武豊騎手騎乗のカジノドライヴ産駒マリームーン(美浦・藤沢厩舎)に、新種牡馬エイシンフラッシュ産駒のシュガーボーイ、芝短距離はやはり怖いキンシャサノキセキ産駒のカシアスなど、面白いメンバーの揃った一戦となりそうです。
サージュミノルに限らずこのレースを勝った馬は、おそらく函館2歳Sに、という流れになりそうですが、なかなかいいメンバーがそろうだけに、勝ち馬には今後も注目しておきたいものです。