【三鷹特別】2度あることは3度ある?特定条件を満たす馬には要注目のレース

3歳以上の2勝馬クラス、そのうえ非根幹距離の芝1400mというと取り立てて注目するようなレースというイメージは湧きづらいかもしれませんが、今週土曜10レースに組まれている三鷹特別は、それに値するようなレースになるかもしれません。

フルゲート18頭に登録13頭と、スプリンターもマイラーも出やすい舞台のはずですが思ったほど頭数は今年は揃わない中でも注目しておきたいのが、アメリカG1ベルモントオークス4着に食い込んだジョディーと武藤雅騎手とのコンビです。また、ここ2戦2着続きのマツリダゴッホ産駒のカルリーノ、母シーイズトウショウに父ダイワメジャーの良血・ブレイブメジャーなど、3歳勢が盛り上げてくれそうです。

2017年の勝ち馬モズアスコットは後に安田記念を勝利し、2018年の2着馬ダイアトニックは、先日のスワンステークスでそんなモズアスコットを下し初重賞制覇を遂げました。モズアスコット、ダイアトニックともに1番人気での出走だったということで、データと言うには分母が少ないですが、2年連続で1番人気馬が重賞勝利まで駆け上っているという傾向が見られます。

もちろん2勝馬クラスであり、このレースを勝利してもまだまだ3勝馬クラスということでオープン、重賞は上のクラスになりますが、そんな長い道のりを辿ってきた先輩を輩出してきたレースでもあるため、条件馬の名前を覚えておくのも難しいとは思いますが、2度あることは3度あるとも言います。今年も1番人気で好成績を収めた馬がいれば今後も注目しておきたいですね。