【安田記念2022予想】粗品いつもの“引退宣言”、次こそ“逆神”の汚名返上なるか?
競馬・パチスロなどギャンブル好きなタレントや芸人は多くいるが、霜降り明星・粗品以上に「ギャンブル癖」の強い芸人は他にいないだろう。
「貯金はあったことがない。借金はなかったことがない」と豪語するほどのギャンブラーで、現在も吉本芸人専門の金融屋”よしもとファイナンス”から借金中だという。それもそのはず、先週のダービーでは単勝オッズ3.5倍の1番人気ダノンベルーガの単勝馬券を99万9900円も買っていたことをレース後に明かした。このような買い方をしていては資金がモタないのも当然だ。しかし、芸人だけでなくギャンブラーとして高い人気を集めているのもこうした思い切りのある買い方に好感が持てるからだろう。
ダービー後、自身が配信するYoutubeチャンネルの動画内では奇声を上げて椅子から崩れ落ちると、「住民税どうすんねん」と打ちひしがれた姿を見せた。最後には「もうぼくは燃え尽きました。僕は一生、競馬とは関わりません。競馬界から足洗います。ありがとうございました。もう会うことはないと思いますが頑張ってください」と話し、引退を宣言。
ある意味で重宝されている彼の“逆神”予想ももうこれで見納めか。否、引退宣言からの引退撤回の流れは毎度のお約束。土曜日には安田記念の予想動画がアップされると期待したい。
さて、その安田記念だが、過去10年のデータ・分析でも記されているように、同レースは波乱傾向が強めの傾向。ダービーは1番人気を狙うも的中ならず、となれば今回は伏兵からの勝負もアリ。オークスは本命馬のナミュールが3着、ダービーはダノンベルーガが4着と、これまでの惨敗ぶりからすれば着実に的中に近づいてきている。そろそろ的中するのではないかという気配はある。
狙い目となりそうなのは、近走不振も能力の高さはたしかなサリオス、マイルCS・3着のダノンザキッド、4連勝中の上がり馬ソウルラッシュあたりか。絶対王者が不在のマイル界。安田記念も今年は上位拮抗ムードで、どの馬が勝ってもおかしくないメンバー構成だ。ここで本命視した妙味たっぷりの伏兵が穴を開ければ、“逆神”という不名誉な異名を絶ち、汚名返上を果たせるかもしれない。