【大阪杯2018予想】馬は人を覚えているのか?ゴールドアクター&吉田隼人、待望のコンビ復活
馬と人の絆について、特に馬の記憶・知能については議論の巻き起こることが非常に多い話題です。騎手は当然自分の騎乗した馬について程度の差はあれど記憶に残るところですが、果たしてその逆はどうなのでしょうか。連日お世話になっている厩舎関係者ならまだしも、数ヶ月ぶりの再会をもし覚えていてくれるなら、そんな期待を掛けたいのがゴールドアクターです。
有馬記念を含む重賞4勝を遂げた吉田隼人騎手とのコンビが今週の大阪杯で1年ぶりの復活となります。4歳馬が人気を背負う中、本来なら若手を迎え撃つ立場のゴールドアクターが前走の大敗を受けてか穴馬扱いまで評価を下げてきています。しかしながら、冒頭で述べたように馬が人を覚えているとしたら再度覚醒の余地は十分に残されているはず。昨年の宝塚記念で2着に入っているように、阪神で人気薄の時にはまだ一定の警戒は必要なのではないでしょうか。
一昨年のオールカマー以降、勝利から遠ざかっていることからピークも過ぎたという見方が大勢を占めるかもしれませんが、結果を出してきた主戦騎手とのコンビが久々に組まれる今回はオッズが低めならそれなりのリターンの望める出走となるのではないかと見ています。
競馬はドラマとよく言いますが、今年のメンバーではゴールドアクター以外ですと中央G1初制覇を目指す三浦騎手の元へ来た有力馬シュヴァルグラン、年明け重賞3連勝まではよかったのものの後が続かない戸崎騎手とサトノダイヤモンドの人馬ともに魅せる復活劇あたりが面白くなりそうですが、馬券妙味からやはりゴールドアクターが一番見てみたいストーリーです。