【金沢競馬】単勝524倍の大逆転!ルビーライトが初白星で配当レコード樹立

8日、金沢競馬場で行われた6R「ゆうき&ゆなスペシャルウェディング記念」(3歳B4・ダート1500メートル)で、単勝524.0倍という超大波乱が起きた。勝利したのは金沢・鋤田誠二厩舎の3歳牝馬ルビーライト(9番人気)で、同競馬場における単勝配当レコードを大幅に更新。従来の最高配当は2024年7月23日にフミタツティンクルが記録した450.8倍であり、その数字を一気に塗り替えた。
ルビーライトは父エスケンデレヤ、母サッキールビー(母父シニスターミニスター)の血統で、昨年9月に門別競馬場でデビュー。今年6月から金沢に転籍していたが、これまで最高着順は4度の5着止まりだった。しかし通算12戦目にして初勝利を挙げ、劇的な形で大波乱の主役となった。
レースは2着に3番人気リケアダージリン、3着に7番人気ショウケンブラックが入り、馬単は80万3660円、3連複は23万5430円、3連単は184万7110円と配当が軒並み高額に跳ね上がった。一方で、ルビーライトと同じ8枠には圧倒的1番人気のベンメリア(4着)が配置されていたため、枠連は460円という低配当に収まるという珍しい結果となった。
記録的な単勝配当と初勝利を重ねたルビーライトの快挙は、金沢競馬の歴史に刻まれる衝撃の一戦となった。

