【スプリングステークス2022予想】1800mで好勝負必至のグランドラインが皐月賞への切符を獲得へ!
3連休で3日間開催となる今週日曜日、中山競馬場で3歳皐月賞トライアルのスプリングステークスが行われます。最近は臨戦過程の多様化やNHKマイルカップの存在もあってか、皐月賞への直結度は低くなってきた印象も受けますが、それでも過去10年でスプリングステークスから皐月賞馬2頭、2着馬1頭、3着馬3頭がでているように印象以上に無視できないレースとなっています。
今年も出走馬13頭の中に、朝日杯4着のアルナシーム、同7着のドーブネ、ホープフルステークス9着のグランドライン、同13着のサトノヘリオスと言ったG1出走組に加えて、前走G3で好走しているビーアストニッシド(共同通信杯3着)、アサヒ(共同通信杯5着)、ソリタリオ(シンザン記念2着)、アライバル(京成杯4着)の重賞好走組、オープン組、500万クラス、未勝利馬など様々な路線の馬が集結しました。
そんな中で注目しているのは、ホープフルステークス9着だったグランドラインです。グランドラインは、2戦目福島で行われた未勝利戦を勝った後、オープンの芙蓉ステークス2着はあるものの、重賞となると新潟2歳8着、ホープフルステークス9着といずれも下から数えた方が早い着順に終わっています。
それでも今回注目したいのは、スプリングステークスの距離が1800mだということです。グランドラインが勝利した未勝利戦が同じ1800mということもですが、それ以上にここ3走連続で中山2000mを走っているグランドラインの1800m時点の通過タイムを見た時、十分に上位に来れることがわかるからです。
3走前の芙蓉ステークスは先頭馬が1分48秒6のクビ差2番手、2走前の葉牡丹ステークスは先頭馬が1分48秒1の1馬身差2番手、そして前走ホープフルステークスが、逃げたグランドラインが先頭馬が1分48秒2の半馬身の2番手とほぼ先頭馬と同じタイムで走っています。
かたや過去のスプリングステークスの勝時計を見てみると、1分47秒8という勝ちタイムが2回ありますが、それ以外の年は、グランドラインの過去3戦の走破タイムは、十分に勝ちタイムに匹敵しているのです。1800mと2000mの1800m通過時を単純比較はできませんが、同じ中山競馬場でのものだけに2000mの着順以上よりも信頼できるデータだと言えます。
ということでスプリングステークスは、中山1800mなら十分に勝負できそうなグランドラインが皐月賞への切符を獲得することに期待して応援したいと思います。