【プラタナス賞2018予想】ハイレベルな勝ち馬を輩出する500万下条件戦
500万下条件と言ってしまうと1勝馬同士の微妙なレースといった印象もあるかもしれませんが、2歳戦であれば1勝馬がオープン・重賞に顔を出すのも当たり前の時期、レースによってはハイレベルなものになり得ます。今週土曜東京9Rに組まれているプラタナス賞もそんな注目レースの一つ。一昨年はUAEダービーで2着になり無念の出走断念となったもののアメリカ遠征までこぎつけたエピカリス、昨年はジャパンダートダービーを制し、先日のマイルCS南部杯で古馬のチャンピオンホース・ゴールドドリームを相手取り見事に優勝を決めたルヴァンスレーヴと、2年続けてハイレベルな勝ち馬を輩出したレースとなっています。
今年は10頭立てで行われますが、内4頭がルメール騎手で勝ち上がってきており、リーディングジョッキーの名が伊達ではないことを思い知らされます。注目したいのは当のルメール騎手が継続騎乗を選んだガルヴィハーラ。ゴールドアリュール産駒なのでダート寄りの配合ではありますが、母の半妹にオークス馬シンハライトのいる血統です。デビュー戦では2着に5馬身離す勝利と、今回も期待に応えられる可能性が高そうです。
ライバルもルメール騎手によって勝ち上がってきたダイシンインディーやリーピングスターが注目されます。いずれの馬が勝つにせよ、ここ2年の傾向から先まで期待したくなるだけに、結果に注目しておきたいレースです。