今週日曜日の新潟競馬場7レースでは、ダート1800mで行われる3歳限定のG3「レパードステークス」が開催。

昨年の勝ち馬ミッキーファイトは、その後帝王賞を制覇し、ダート界のトップホースへと成長した。今年もこのレースから、大物が誕生する可能性は高い。

過去10年のデータでは、1番人気馬が6回連対しており、まずまずの安定感を示している。一方で、二桁人気馬が馬券に絡んだ例も複数あり、人気馬を中心にしつつも、穴馬への警戒は欠かせない。

脚質別では、追い込み一辺倒では届かないケースが多く、逃げ馬が2勝、先行馬が5勝と、前につける馬が明らかに有利な傾向が出ている。今年の出走予定馬であるサノノワンダーは、前走の2勝クラスで追い込んで2着に入っているが、このレースの傾向からは苦戦が予想される。

騎手で注目すべきは戸崎圭太騎手である。過去5年で3回、馬券圏内に導いており、今年はゴールドドリーム産駒のジャナドリアに騎乗予定だ。ジャナドリアはデビューから雲取賞まで3連勝を挙げ、続く羽田盃でも3着と好成績を収めている。戸崎騎手がこれまで馬券圏内に入った3回はいずれも5番人気以内の馬に騎乗しており、今回も上位人気が予想されるジャナドリアとのコンビで勝負になる。

以上の点から、今年のレパードステークスも、先行力のある実力馬を中心に、穴馬の台頭にも注意が必要な一戦となる。