【JBCレディスクラシック2024予想】本格化気配のキャリックアリード、7年ぶりの地方馬勝利となるか?
4日佐賀競馬の9レースに組まれているのは、ダート1860mで行われるJpn1の「JBCレディスクラシック」です。
過去10年のデータではホワイトフーガが2015年、2016年と連覇していますが、鞍上は大野騎手から現在は調教師として活躍している蛯名正義騎手へ乗り替わってのもので、今年は松山騎手が昨年に続きアイコンテーラーで参戦ということで、人馬での連覇なるか注目です。
今年のマリーンカップを制したテンカジョウは差し・追い込みの脚に定評がある馬で、佐賀競馬場の短い直線で差し切れるかが気になるところですが、右回りコースで3勝しており、騎乗する国分優作騎手にとっても大舞台での騎乗で期するものがありそうです。
牡馬相手の帝王賞で4着に健闘したグランブリッジも有力視される1頭で、前走のレディスプレリュードに続いて川田騎手を確保しています。このレースはこれまで2度の2着と、戴冠まであと一歩まで来ている点も強調材料と言えるでしょう。
テンカジョウと同じ3歳馬では今年の羽田盃2着、東京ダービー3着と勝ちきれないながら牡馬相手に健闘してきたアンモシエラも参戦を予定しており、前走のマリーンカップは4着敗退となっていますが、一叩き叩きしての良化に期待したいところです。
地方馬では5歳にして本格化なったと思われるキャリックアリードが交流重賞では2度の2着もあり、小回りコースに不安がないのが魅力の1頭で、秋初戦をレディスプレリュードではなくここ1本で調整してきただけに、2017年の覇者ララベル以来7年ぶりとなる地方馬制覇を果たせるかに注目です。