【JBCレディスクラシック2025予想】アンモシエラ連覇に待ったをかけるか?強豪揃う女王決戦

11月3日(月・祝)は船橋競馬場で牝馬ダート競走の頂上決戦「JBCレディスクラシック」(ダ1800m)が開催。
昨年の覇者アンモシエラが注目を集めているが、過去10年で連覇を果たしたのはホワイトフーガのみであり連覇は容易ではない。前走は9着と結果を残せなかったが、同舞台は【3戦1勝・2着1回】と好相性。得意条件でどこまで巻き返せるかが焦点となる。
アンモシエラ同様に、近走で惜しい競馬が続くのがオーサムリザルトである。昨年はアメリカ遠征を視野に入れていたが、計画は実現せず国内専念となった。ここ2戦はいずれも2着・3着と安定感を見せており、勝利まであと一歩の内容だ。主戦の武豊騎手にとっても、この馬で大きなタイトルを手にしたいという思いは強く、悲願の重賞制覇を目指して臨む一戦となる。
一方、前走のレディスプレリュードを制したビヨンドザヴァレーも見逃せない存在だ。ダート初挑戦でいきなり結果を出しており、今回も引き続き菱田騎手とのコンビで挑む。ダート2戦目となる今回は、コースや馬場への慣れが見込める点が大きな強み。父イスラボニータにビッグタイトルをもたらす可能性も十分で、持ち前の鋭い末脚を発揮できれば上位争い必至だ。
地方勢の中では、3歳馬で唯一の参戦となるプラウドフレールが魅力的な存在である。前走のマリーンカップでは、休み明けかつ馬体増という条件下でJRA勢を抑えて逃げ切り勝ちを収めた。自分の形でスムーズにハナを奪えれば、初の古馬との対戦でも互角以上に戦える可能性は高い。勢いそのままに、大舞台での快走が期待される。

