【ジュニアグランプリ2023予想】地元勢以外では北海道所属が堅調な高額賞金レース
今週日曜日に盛岡競馬場では第25回目ジュニアグランプリが開催されます。2歳馬限定の芝1600mで行われる1着賞金2000万円の高額賞金レースです。
優先出走権ではありませんが、優勝馬はJRAで行われている2歳重賞のデイリー杯2歳S、京王杯2歳Sへの出走が可能となっています。
全国地方交流レースとなっていますが北海道所属馬、水沢所属馬が近年では圧倒的に強いこともあり、今年もこの傾向は続くでしょうか。
そんな傾向に風穴をあけられるか注目したい馬が今年は参戦を予定しており、今年の3歳馬ではミックファイア、ヒーローコール、マンダリンヒーローを排出しており勢いがある南関東の所属馬で、川崎所属のポッドマーフィー、大井所属のマローネアバンティの両頭に注目しました。
ポッドマーフィーはここまで4戦2勝で3着以内を外しておらず、先行、差しともに安定感のある走りを見せています。これまで4戦すべて1400mしか使われていませんが、2歳馬同士のマイル戦なら問題なく対応してくれそうです。
一方のマローネアバンティは2戦2勝のモーリス産駒で、母の父にフリオーソという血統背景の持ち主です。
モーリス産駒にしては仕上がりが早く、ここ2戦はいずれも1200mを逃げて圧勝が続いています。今回は他の馬から標的にされるのが必至と思われる中での2ハロン延長と言うことで楽ではないかもしれませんが、芝適性は父から受け継いでいると思われるだけに、終わったみたら再度の楽勝で3連勝もあるかもしれません。
例年の傾向から北海道所属馬は馬券検討からは欠かせないこともあり、マコトロクサノホコ、モズミキカガアガリ、さらに使い詰めは気になるものの強力なJRA勢相手にクローバー賞で2着に入ったカイコウあたりは押さえておきたいですね。