【開成山特別予想】内も外も枠に注意の開成山特別
関東圏の人なら名前は聞いたことがあるであろう名門校。それが開成です。関西でいえば灘のイメージでしょうか。開成出身で異色の調教師となった栗東の矢作調教師は本も出版していることもあり有名ですね。
そんな競馬界での開成といえば今週末に福島競馬場で開催される開成山特別。距離も長く2600m。スタミナもスピードも求められる長丁場。
過去4年のデータから傾向を見ていきますと、馬券圏内に入った12頭中9頭が3~6枠という不思議な傾向があります。内すぎてもいけないし外すぎてもいけない。続いて3番人気以内の馬がこの枠に入るとさらに安定感が増し、複勝率が70%を超えます。想定段階ですので枠はわかりませんが、この枠に3番人気以内の馬が入ったときは必ず馬券には加えるようにしたいものです。
続いて消せるデータ。前走から500m以上距離を延ばして参戦した馬はこれまで連対1回、あとは着外という成績。今年の出走予定馬で印がつきそうな馬ではアドマイヤガスト、コートオブアームズ、ジュンファイトクン、グリントオブライトが該当。特にジュンファイトクンは印が厚いこともあり、消せるのは大きいのではないでしょうか。
最後に3歳馬と7歳馬。どちらも過去連対率0%。この時期の500万条件は3歳馬が通用しやすいはずですが、この距離になると壁になるようです。今年でいえば1番人気の可能性があるシュペルミエール、さらにコウソクライン、先述のグリントオブライトが危険。となると、想定段階で3番人気以内になりそうなタケルラムセス、チャパラあたりが3~6枠に入るようなら狙い目です。