【加付式“連番の法則”】マイルCSなど先週の回顧・検証
先週は、日曜阪神での「第38回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)」をメインに、土曜東京で今年からGⅡへ格上げされた「第26回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)」が行われた。
マイルCSでは、同レースでの引退を表明していた1番人気グランアレグリア(C.ルメール騎手)が、昨年に続く2連覇で締めくくり、GⅠ6勝目(通算15戦9勝、重賞8勝)で有終の美を飾った。2着に2番人気シュネルマイスター、3着にも5番人気ダノンザキッドの3歳勢2騎が入り連番の法則「同番」決着となった。
また前日の東スポ杯2歳Sでも1番人気イクイノックスが重賞初挑戦で2戦2勝を決めており、騎乗したルメール騎手は連日重賞での勝利となった。こちらは2着に4番人気アサヒ、3着に6番人気テンダンスが入り連番の法則「ALL連番」で決まっており、先週は2重賞とも法則での決着をみせた。
先週一週間の主なニュース
- C.ルメール騎手
- マイルCSで史上19人目、現役9人目となるJRA通算1,500勝を達成。
- ディープインパクト産駒
- 日曜東京3Rで同馬産駒がJRA通算2,500勝目を挙げた。この勝利数は、JRAにおいて同馬の父サンデーサイレンスに続く2頭目の記録となり、達成スピードは父を上回る史上最速のもの。
では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。
- | 東京 | 阪神 | 福島 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|---|
ALL連番 | 3(1) | 0 | 1 | 4 | 11.1 |
一組連番 | 4(2) | 4 | 3(2) | 11 | 30.6 |
同番 | 3 | 0 | 3(1) | 6 | 16.7 |
合計 | 10 | 4 | 7 | - | - |
出現率(%) | 83.3 | 33.3 | 58.3 | - | - |
- | 東京 | 阪神 | 福島 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|---|
ALL連番 | 2(2) | 2(2) | 1(1) | 5 | 13.9 |
一組連番 | 3 | 8(1) | 6(4) | 17 | 47.2 |
同番 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2.8 |
合計 | 5 | 11 | 7 | - | - |
出現率(%) | 41.7 | 91.7 | 58.3 | - | - |
- ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
- ※( )内は同枠2頭が入った回数
先週も東京・阪神・福島での2日間、計72レースで「一組連番」が計28レース、「ALL連番」が計9レース、「同番」が計7レースという内訳。前週ほぼ平常に戻った「一組連番」が若干下がり、前々週と似た「ALL連番」「同番」が出現数を引き上げた週となった。前週久々に出現数を減らした「同番」が即復活の7回、好調持続中の「ALL連番」が爆発の9回と、前々週とは爆発組み合わせが入れ替わった。配当的には10万超99万未満が「ALL連番」1回に対して「同番」から2回。「一組連番」からは100万超1回の他、10万超99万未満が通算8回と高配当も堅調な週となった。場別出現率では土曜阪神と日曜東京で「33.3%・41.7%」が5割を切り、その他「58.3%~91.7%」と好不調の波はみられた。
前週復調した「一組連番」だが、他2組の好調出現に押された形で再び出現数が下がった。しかしながら、土曜2連続日曜4連続の福島に象徴されるように、お勧めの「同枠・一組連番」が好調に出現。特に土曜福島の2連続はともに2番人気との人気薄「同枠」が高配当を演出。1つ目に21万配当に続いた2つ目は180万の超高額。お勧め馬券術、とりわけ同枠は目をつぶってでも抑えることをお勧めしておきたい。
前々週に空前の大量出現、一転して前週には鳴りを潜めた「同番」が即復調をみせた。ただ、全7回中6回が土曜に集中したので、日曜に挑んだ方には残念な結果になったかもしれない。反対に土曜東京・福島で挑んだ方は、軸馬すべて推奨人気との「同番」。さらに福島では3回中2回を1番人気3着、残る1回を「同枠2頭絡み」かつ「一組連番」で決めていたので、馬券術活用で好結果を得られたのではなかろうか。日曜唯一の「同番」は、冒頭のメイン重賞「マイルCS」から。ここも推奨人気内の「強い3歳勢」2騎の「同番」かつ「一組連番」を抑えることで的中叶ったGⅠとなった。残るGⅠでも抑えることはお勧めしておきたい。
今秋好調を持続中の最もお勧めの「ALL連番」が、ついに爆発出現。土曜阪神のみ0回に終わったが、回数的にも土曜4回、日曜5回と満遍なく出現し、東京では2日間ともマルチ出現し「同枠2頭絡み」かつ「1番人気3着」と攻め易さも目立った。配当的に唯一の高配当3連単13万を記録した日曜阪神でも「同枠2頭絡み」となっていた。重賞「東スポ杯2歳S」でも配当こそ僅かに万馬券に届かなかったが、「1番人気1着固定のALL連番」なら2点¥200での的中も可能であった。「同番」同様、少額投資「ALL連番」も今秋は特に好調。是非ともご活用いただきたい。
3週連続不発となっていた「万馬券の宝庫・最終R」が、すべて法則決着した土曜に大型配当を引き戻した。3場とも推奨人気軸から万馬券。阪神・福島では10万超の高額となり、特に福島は1番人気との「同番」かつ「1番人気3着」で決まった。日曜は法則決着こそ1回(一桁万馬券)であったが、法則外からは10万超を1回記録。高額配当は復調してきた。