【菊花賞2023】ステイヤーとしての素質十分!キングズレインは菊花賞を目標
6月18日に東京競馬場で行われた町田特別(2勝クラス、芝2400m)を快勝したキングズレイン(牡3、手塚貴久厩舎)は、10月22日に京都競馬場で行われる菊花賞(G1、芝3000m)を目標にする方針であることが明らかになった。21日に、同馬を管理する手塚調教師が明かした。
昨年のホープフルSでは外枠から控えて追走し、4コーナーでは大外に振られながら、直線追い込んで3着に好走。暮れのタフな中山の2000mでペースも緩やかという不向きな流れの中、先行していた1・2着馬の2頭に迫っての3着は強い内容。前走は2400mの東京で好スタートを決めて好位から追走し、メンバー最速の上がり3F33秒7の脚を使って差し切った。
スタミナがあることは証明されており、しまいも長く良い脚を使えるタイプ。ステイヤーとしての素質を十分に感じさせてくれる期待馬で、大舞台の菊花賞での活躍に期待したい。22日にには放牧へ出る予定となっており、菊花賞へ向けてはトライアルを使っていく見通しだ。夏を越しての成長が楽しみだ。