【木曽川特別2017予想】武豊騎手とサトノリュウガ、因縁のコンビで勝利を目指す
今年の3歳牡馬クラシック戦線において武豊騎手は皐月賞からダンビュライトへ騎乗することとなりましたが、当初期待をかけていたのは昨年のクラシックでコンビを組んだエアスピネルの全弟エアウィンザーでした。そのエアウィンザーのクラシックへの道を実質的に断ったレースが福寿草特別といえます。8番人気馬との競り合いに敗れ2着、その結果本賞金獲得に失敗しローテーションの変更を余儀なくされました。
その8番人気馬こそ今週の木曽川特別に出走するサトノリュウガです。未勝利脱出まで3戦を要しましたが、その後はオープンでも堅実な走りで、ここまでデビュー以来一度も掲示板を外さない安定感があります。これまで全てのレースで騎乗してきた主戦の池添騎手ですが、同日は函館へ参戦ということで乗り替わりとなりましたが、その相手が武豊騎手。
サトノリュウガにとって古馬を相手取るのは今回が初になりますが、京都新聞杯・白百合Sとオープン4着の実績は1000万条件ならば十分誇れるものですが、相手関係もやや強敵が揃い、武騎手ゆかりの血統エアグルーヴ産駒のショパンに、マウントロブソンの全弟ポポカテペトル、デンコウインパルスなどがいます。
昨年から滅法上り調子にあるサトノとのご縁はこれまで決して深いとは言えない状況です。今後の有力馬への騎乗依頼をつなげるという意味でも大事な一戦になるでしょう。