【JRA】ラヴァンダがエリザベス女王杯を回避、マイルCSへ

アイルランドTを制したラヴァンダ(牝4、中村直也厩舎)は、登録していたエリザベス女王杯(11月16日、京都、芝2200m)を回避し、翌週のマイルチャンピオンシップ(11月23日、京都、芝1600m)へ向かうことが明らかになった。11日、同馬を管理する中村調教師が明かした。
ラヴァンダは9月の阪神・仲秋S(3勝クラス、芝1600m)を快勝後、1ハロン距離を延ばした前走・アイルランドT(芝1800m)でも中団追走から鋭く差し切って2連勝を飾った。距離延長にも対応力を見せたが、陣営はより適性の高いマイル戦を選択。3連勝でのG1初制覇を目指す。
一方、ラヴァンダの回避により、賞金順で次点だったリンクスティップ(牝3、西村真幸厩舎)がエリザベス女王杯への出走権を獲得。同馬は桜花賞・3着、オークス・5着の実績馬で、紫苑S・8着から中9週での臨戦となる。鞍上は昨秋の新馬戦(2着)と未勝利戦(1着)でコンビを組んだC.デムーロ騎手を予定。デムーロ騎手は22年にジェラルディーナ、24年にはスタニングローズでエリザベス女王杯を制ししており、今年はリンクスティップとともに3度目のVを狙う。

