【大倉山特別2021予想】ロフティーピーク、兄弟タッグで久々の勝利へ

今週土曜札幌メインレースに組まれている2勝クラスの特別戦・大倉山特別は芝1200mに登録19頭となっており、3頭が除外になる人気レースとなりました。

このクラスで前走2着のリアルインパクト産駒インザムービーや、3歳からは黒松賞逃げ切り勝ちでスプリント適性が高いマクフィ産駒エムオーシャトルなどの参戦もあり、3歳馬、古馬の力関係含め、馬券検討が難しいレースとなっています。

今回注目したのは、栗東・武幸四郎厩舎が管理しているロフティーピークです。これまでは吉田隼人騎手がキャリアの約半分を騎乗してきましたが、今回は久々に武豊騎手が騎乗で兄弟タッグを組んでの一戦になります。

父ヘニーヒューズということもあり、ダート適性が高そうなイメージがありますが、母のロフティーエイムは芝重賞勝ち馬ということもあり、距離適性含め悩ましいローテーションがこれまで組まれています。

ここ2戦は父の産駒が得意とするダートを試してみましたが結果が人気を下回っており、今回は再度芝に転向しての参戦となっています。

昨年夏に函館の1勝クラスで1200m芝をこなしており、今年は札幌開催にはなるものの洋芝適性の高さは実証済です。

2ヶ月程度の休み明けはこれまで1戦して着外と結果が残せておらず、札幌競馬場の戦績も【0-1-0-1】と勝ち星には恵まれていませんが、2勝クラスをこれまで4戦しておりそろそろクラス慣れも見込めそうです。