【天皇賞秋2015】1番人気のラブリーデイ快勝。次走はジャパンカップを予定!

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第152回天皇賞・秋を制したのは単勝1番人気のラブリーデイ(浜中俊)だった。ラブリーデイは好位4番手から最期の直線で早めに抜け出し先頭に立つと、そのまま力強く末脚を伸ばして快勝。4連勝でG1を2勝目という偉業を達成した。勝ちタイムは1分58秒4。
なお、半馬身差の2着には10番人気のステファノス(戸崎圭太)、さらに3/4馬身差の3着には6番人気のイスラボニータ(蛯名正義)が入着した。注目を集めていた逃げ馬のエイシンヒカリ(武豊)は2番手で先行したが直線で沈んで9着に敗れた。

騎乗した浜中騎手がラブリーデイの手綱を握るのは'13年の皐月賞以来で実に約2年6ヶ月ぶりであったが、見事にその責任を果たした。浜中騎手にとって天皇賞・秋は初勝利。同馬を管理する池江泰寿調教師にとっては'11年にトーセンジョーダンで勝って以来となる2勝目となった。レース後に池江師は次走は11月29日に東京競馬場で開催されるジャパンカップを予定していることを明かしたが、今年すでに8戦を消化しているラブリーデイにとっては過酷なローテーションのように聞こえる。しかし馬はとにかく丈夫で、これだけのローテーションと調教をこなせる体質も同馬の強みの一つであることを誇らしげに語った。今年の中山金杯までは重賞未勝利であったラブリーデイだが、すでにこの天皇賞・秋で6勝を挙げている。まだまだラブリーデイ旋風は終わりそうにない。

なお、天皇賞・秋は騎乗停止中であった川田将雅騎手に替わって浜中騎手が騎乗していたが、次走のジャパンカップでの鞍上はまだ未定である。