【メトロポリタンS予想2026】遅咲きの素質馬ワイドエンペラー、巻き返しへ
公開: 2026/05/06 13:40

今週日曜の東京競馬場メインは、芝2400mで争われる4歳以上オープンのリステッド競走「メトロポリタンステークス」が開催。夏の重賞戦線や、秋以降の長距離重賞を目指す実力馬たちが集う一戦だ。
過去5年の傾向を見ると、前走で東京芝コースを使っていた馬の好走が目立つ。その点から浮上するのがワイドエンペラーだ。8歳馬ながら久々の実戦となる前走アルゼンチン共和国杯では15着に敗れたものの、今回は条件替わりで巻き返しが期待される存在である。
さらに注目すべきはその鞍上。先週のプリンシパルステークスで伏兵メイショウハチコウを勝利に導き、日本ダービーへの切符をもぎ取ったディー騎手を確保してきた。勢いに乗るジョッキーとのコンビは大きな魅力となる。祖母にオークス馬ウメノファイバーを持つ血統背景からも、ここにきての遅咲きの覚醒があっても不思議ではない。
一方で取捨が難しい存在がゴールデンスナップだ。前2走はオーストラリア遠征でのレースとなり、今回は帰国初戦となる。芝の長距離戦で実績を積み重ねてきたスタミナ型であり、阪神大賞典など強豪相手に揉まれてきた経験は大きな武器となる。初の東京芝コースへの対応が鍵となるが、能力的には通用しても不思議ではない。
もう一頭、注目を集めるのがシャイニングソードである。姉に名牝ソウルスターリングを持つ良血馬で、3勝クラス突破後は日経新春杯8着、日経賞5着と重賞で着実に前進を見せている。今回は相手関係がやや楽になる組み合わせであり、2戦2勝と相性抜群の東京芝コースに替わる点は大きなプラス材料だ。父フランケル産駒らしく距離適性の見極めは難しいが、2400mへの対応がカギを握る。
実績馬から上がり馬まで多彩なメンバーが揃った今年のメトロポリタンステークス。条件適性と展開ひとつで着順が大きく入れ替わる可能性が高く、見応え十分の一戦となる。オープン戦線での飛躍を目指す各馬にとって、ここは重要な試金石となる。

