また日本で見たい!ミシェル騎手がG1制覇で短期免許要件を突破
公開: 2026/06/02 16:53

日本でも高い人気を誇るミカエル・ミシェル騎手が5月30日、南アフリカのグレイヴィル競馬場で行われた「デイリーニュース2000」(G1、芝2000m)を制し、キャリア初となるG1タイトルを獲得した。
ミシェル騎手は、 スターメジャー に騎乗。11頭立てで行われた一戦は、直線で力強く抜け出すと後続を突き放し、2着ハッピーヴァースに1馬身半差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分2秒25だった。
この勝利は単なるG1初制覇にとどまらない大きな意味を持つ。ミシェル騎手はこの結果によって、JRA短期免許制度における成績要件である「当該年、または過去2年以内にインターナショナル・カタロギング・スタンダーズのパートⅠに定めるG1競走を勝利している騎手」という条件をクリア。女性騎手に認められている特例要件も満たした形となり、今後の日本での騎乗機会拡大へ大きく前進したかたちとなる。
ミシェル騎手は2019年8月に札幌競馬場で開催されたワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)で初来日して以来、日本の競馬ファンから高い支持を集めてきた。華やかなルックスと積極的な騎乗スタイルで人気を博し、その後もたびたび来日してJRAや地方競馬で騎乗している。
一方で、日本競馬界への挑戦は決して平坦ではなかった。2022年以降はJRAの通年騎手免許試験に4年連続で挑戦したものの、いずれも一次試験で不合格。昨年発表された2026年度のJRA騎手免許試験でも合格には届かなかった。
それでも日本への思いは変わらず、2024年と2025年にはNAR短期騎手免許を取得。川崎競馬を拠点に南関東競馬へ参戦し、地方競馬で存在感を示したほか、JRAでも騎乗機会を得るなど精力的な活動を続けてきた。
今回のG1制覇を受け、SNS上では祝福の声が相次いでいる。「ついにG1ジョッキーになった」「また日本で騎乗する姿を見たい」といったコメントが多数寄せられ、日本国内での人気の高さを改めて証明した。
悲願のG1タイトル獲得によって、新たなキャリアの扉を開いたミシェル騎手。日本競馬への挑戦を続ける彼女の今後の動向に、大きな注目が集まる。

