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【もみじステークス2025予想】7頭立ても見どころ満載!次代を担う若駒が激突

2025/10/17 12:31
【もみじステークス2025予想】7頭立ても見どころ満載!次代を担う若駒が激突

今週日曜の京都競馬9レースでは、芝1400mの2歳オープン・別定戦「もみじステークス」が開催。出走はわずか7頭と少頭数の一戦だが、素質馬が揃い見応え十分のメンバー構成となった。

過去5年のデータを振り返ると、2021年と2022年は阪神競馬場での開催だったため参考程度ではあるものの、「前走も芝1400m戦を使った馬」が【3勝・2着2回・3着2回】と好走率が高い。今年もこの距離を経験して臨む馬が上位を賑わせそうだ。

その中で注目したいのが、川田将雅騎手騎乗のダイヤモンドノット(父ブリックスアンドモルタル)だ。兄は芝短距離戦線で活躍するゾンニッヒで、スピードの持続力に優れる血統背景を持つ。京都芝1400mは、直線まで緩やかなペースで運び、最後にスピードの持続力が問われる舞台。血統・騎手・適性の三拍子が揃った存在で、レースの中心となる可能性が高い。

また、唯一の重賞経験馬であるコラルリーフ(父ビッグアーサー)も見逃せない。デビュー戦の芝1200mではスピードの違いで押し切り勝ちを収めたが、続く中京2歳ステークスでは7着に敗退。それでも、2戦目での重賞挑戦は陣営の高い期待の裏返しといえる。今回、少頭数のレースで流れが落ち着けば、持ち前の瞬発力を発揮する場面があっても不思議ではない。前走で評価を落とすようなら、馬券的にも妙味を秘める1頭だ。

そして、騎手データで注目すべきはC.ルメール騎手だ。2020年以降のもみじSで、騎乗機会のあった4回すべてで3着以内という抜群の安定感を誇る。今年はリリージョワ(父シルバーステート)に騎乗予定。前走は洋芝の1500m戦を走破しており、今回は中央の速い芝への対応がカギとなる。ただし、祖母には秋華賞馬アヴェンチュラを持つ良血馬で、潜在能力は世代屈指。ここでの走り次第では、暮れの阪神ジュヴェナイルフィリーズへの道も見えてくる。ルメール騎手との新コンビがどんな化学反応を見せるか、注目が集まる。

少頭数ながらも、実力馬・良血馬・有力騎手が勢揃いした今年のもみじステークス。秋の2歳戦線を占う上でも見逃せない一戦となりそうだ。

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