【エリザベス女王杯2019予想】マーフィー騎手、再来日でいきなりの一発あるか?

今年の秋華賞は桜花賞馬、オークス馬不在の中で行われましたが、今週のエリザベス女王杯ではオークス馬ラヴズオンリーユー、秋華賞馬クロノジェネシスが激突することになり、より見応えのあるG1レースとなりそうです。

さらに注目は3歳馬だけにとどまらず、迎え撃つ古馬勢には前哨戦の府中牝馬Sを勝利したスカーレットカラーをはじめ、毎年エリザベス女王杯では人気薄ながら激走するクロコスミアなど、ディアドラやリスグラシューが不在ではありますが、なかなか面白いメンバーが揃った感があります。

ただ、過去10年で3歳馬のワンツーは2013年のメイショウマンボとラキシスのみということで、データ的に3歳馬過信は禁物といったところ。そこで今回は割って入りそうな人気薄の古馬ウラヌスチャームに注目したいと思います。

エリザベス女王杯で2度2着になっているヌーヴォレコルトを管理していた美浦の斎藤誠厩舎に所属する馬で、今年は中山牝馬S・2着後はクイーンS・4着、京都大賞典・7着と走るたびに着順を下げていることからも人気薄が予想されますが、牝馬同士の重賞レースを見ると掲示板を外さない安定感を持っております。

さらに推せる材料としては、今回は短期免許来日となるマーフィー騎手とのコンビが予定されている点です。スミヨン騎手は久々の来日で調子を取り戻すのに苦労したのか、勝利までに時間はかかっていましたが、マーフィー騎手は今年既に来日済ということもあり、すぐに適応してくる可能性は高いと見ます。波乱が多いレースなので、来日早々G1でいきなりの一発という可能性もあるでしょう。

とは言え、3歳G1馬のレベルが高そうなのでさすがに頭から抑えるのは厳しいかもしれませんが、馬券のヒモにはぜひ加えておきたい1頭ですね。