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【尾藤橋ステークス2025予想】1番人気が3年連続3着以内の堅実レース

2025/12/17 12:49
【尾藤橋ステークス2025予想】1番人気が3年連続3着以内の堅実レース

今週土曜の中京競馬メインレースは、ダート1800mで行われる3歳以上3勝クラスの定量戦「尾頭橋ステークス」が開催。登録は22頭と多く、フルゲート16頭割れは考えにくい状況で、当日も激戦必至の一戦となる。

レース名の由来となっている尾頭橋は、愛知県名古屋市に実在する地名で、約1400年前に雷のお告げによって誕生した男児の頭に蛇が巻き付き、その蛇の尾と頭が後方に垂れ下がっていたという伝承にちなんで名付けられたとされる。中京競馬場らしい、土地の歴史と結びついた趣のあるレース名だ。

過去3年の傾向を見ると、1番人気馬はいずれも3着以内に好走しており、信頼度の高さが際立つ。一方で、2番人気馬、3番人気馬は過去3年で連対ゼロと振るわず、人気通りに決まりにくい側面も併せ持つレースだ。今年も1番人気馬の取捨が、馬券検討の大きなポイントになる。

上位人気が想定されるのは、前走の花園ステークスで2着に好走したペンナヴェローチェと、未勝利から2勝クラスまでを3連勝で駆け上がったリトルハピだ。リトルハピは前走の姫路ステークスで1番人気に支持されながら6着に敗れ、連勝が止まったが、能力そのものに陰りが出たとは言い切れない。両馬ともに実力は拮抗しており、最終的な単勝オッズの動向を慎重に見極める必要がある。

伏兵として注目したいのがメイショウズイウンだ。前走の天橋立ステークスでは4番人気ながら3着に入り、堅実な走りを見せた。2勝クラス卒業後は、不来方賞でナルカミの3着に入るなど善戦を続けているが、3勝クラスでは4着、3着とあと一歩届いていない。ただし、このクラスへの慣れが見込める段階に入っている点は好材料だ。

さらに注目すべきは中京ダートコースへの適性で、これまで2戦して1勝2着1回と連対率100%を誇る。舞台替わりが明確なプラス材料となる可能性は高く、人気が控えめになるようであれば馬券的な妙味は十分にある。

フルゲート必至の混戦模様に加え、人気馬の信頼度と伏兵の台頭が交錯する今年の尾頭橋ステークスは、予想のしがいがある一戦だ。過去の傾向と各馬の近走内容、そして当日のオッズを丁寧に見極めることが、的中への近道となる。実力と適性が問われる中京ダート1800mで、どの馬が抜け出すのか注目したい。 

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