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【ペルセウスS予想2025】秋のダート戦線で再起を狙う4歳勢に注目

2025/10/29 13:12
2025/11/07 00:03
【ペルセウスS予想2025】秋のダート戦線で再起を狙う4歳勢に注目

今週土曜の東京競馬メインレースは、3歳以上オープンのハンデ戦「ペルセウスステークス」。秋のダート路線を占う上でも重要な一戦であり、実績馬と新興勢力が激突する見応えあるレースだ。

注目を集めるのは、今週から日本で短期免許を取得し騎乗を開始するプーシャン騎手が手綱を取るアッシュルバニパル(牡4、田中博康厩舎)。父アロゲート譲りのパワーを武器に、1勝クラスから破竹の3連勝でオープン入りを果たした。しかし昇級後の3戦はいずれも上位人気に支持されながらも結果を残せず、壁にぶつかっている現状だ。今回はオープン4戦目での立て直しを狙う一戦であり、新コンビ結成によって一変の可能性も十分にある。プーシャン騎手の手腕に注目が集まる。

一方、芝のマイル路線で実績を残してきたトロヴァトーレ(牡4、木村哲也厩舎)も出走を予定。今年の安田記念に挑戦するなど芝でのキャリアを重ねてきたが、前走エルムステークスでは初のダート戦に挑戦。スタートで大きく出遅れ、12着と力を発揮できなかった。それでもダート適性への手応えは陣営も感じており、今回はルメール騎手との継続騎乗でダート2戦目に挑む。持ち味の末脚が砂上でも炸裂すれば、一気の巻き返しもあり得る。

さらに、芝の美浦ステークス(2000m)を勝ってオープン入りを果たしたレガーロデルシエロ(牡5、堀宣行厩舎)にも注目したい。前走の新潟大賞典では1番人気に推されながらも掲示板外に敗れたが、今回は3か月ぶりの実戦で、距離を1600mに短縮して臨む。騎乗するのは今週から来日する名手D.レーン騎手。得意の東京コースでスピードを生かせれば、人気の盲点から浮上してくる可能性もある。

外国人騎手の新顔がそろって参戦する今週のペルセウスステークスは、秋のダート重賞戦線へ向けた試金石となる一戦。勢いを取り戻したいアッシュルバニパル、適性を探るトロヴァトーレ、巻き返しを期すレガーロデルシエロ。三者三様の思惑が交錯する中、東京のダートマイルでどの馬が存在感を示すのか、見逃せない一戦となる。

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